清朝の王女に生れて―日中のはざまで (中公文庫BIBLIO)ダウンロード

清朝の王女に生れて―日中のはざまで (中公文庫BIBLIO)

06/23/2020 23:57:02, , 愛新覚羅 顕〓@59D7@

清朝の王女に生れて―日中のはざまで (中公文庫BIBLIO)ダウンロード
によって 愛新覚羅 顕〓@59D7@
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内容(「BOOK」データベースより) 故郷・旅順や実姉の「女スパイ」川島芳子の思い出、女子学習院への留学から戦後の北京での生活、そして文革下二十数年の獄中生活・強制労働など、さすらいの王女が自らの劇的な半生をつづる感動的な自伝。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 愛新覚羅/顕〓@59D7@ 1918年、清朝八大親王の一人である粛親王の末娘として、旅順に生れる。中国名は金黙玉。旅順高等女学校、長春高等女学校を経て、女子学習院に留学する。学習院卒業後、40年、日本女子大学英文科に入学。41年、太平洋戦争勃発とともに帰国、戦後は北京で食堂経営などをする。56年、北京編訳社に入り、中・日の翻訳に携わる。反右派運動の嵐が激しくなった58年2月、逮捕・投獄され、以後15年の獄中生活、7年の強制労働を経て、自由の身となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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1990年出版(改版は2009年出版)全288ページ、中国最後の王朝国である今は無き清の大親王の末娘として生まれた顕き(けんき)上の姉は清王朝復興の野心の為に利用され、実に数奇な運命の中を生きた川島芳子(川島姓は日本で養女となった為)1945年に第二次世界大戦が終わった時、彼女は27歳、中国は共産国、思想も大きく制限をされた危険な国であったが、日本で教育を受けて育った彼女にはそれが解らない、兄の嫁は日本人であった為、危機を感じて彼女は帰国をする事に、そんな中、1947年に姉の川島芳子にスパイ罪で死刑判決が出る(翌48年に執行)兄も香港へ亡命、30歳の顕きはたったひとりで兄の4人の子の面倒を見なければならなくなる、食堂を経営、何とか食べてゆくが、彼女までもがスパイ容疑で逮捕をされてしまう、そして出た判決は何と懲役15年!、更に7年の強制労働を課せられる、普通の女性ならば、運命に嘆き生きる気力も失せる事だろう、だが彼女は実に強いスカーレットオハラの様な女性であった!、55歳で刑を終え、誰の迷惑にもなる事なく働く事となるが、個室もなくモラルの低い人たちに囲まれて生きる苦悩に疲れ果ててしまう、そんな彼女の胸にあったのは教育ある常識人に囲まれたかつての日本での女学生時代の想い出であった、壮絶な人生、強い女性、実に読み応えのある伝記本に仕上がっていました。

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