大地の風―女が辿った敗戦 満洲の彷徨本ダウンロードepub
大地の風―女が辿った敗戦 満洲の彷徨
10/04/2020 16:40:41, 本, 玉田 澄子
大地の風―女が辿った敗戦 満洲の彷徨本ダウンロードepub
によって 玉田 澄子
3.7 5つ星のうち3 人の読者
ファイル名 : 大地の風-女が辿った敗戦-満洲の彷徨.pdf
ファイルサイズ : 26.94 MB
内容(「BOOK」データベースより) 大学ノートに綴られていた母の日記、一杯の粥で取り引きされた子供達、こうして生まれた残留孤児たち…。「満洲人の妻となっても、この子らだけは、祖国日本へ帰らせたい!」母の慟哭が聞える…。満洲開拓団を襲う非情の風。 内容(「MARC」データベースより) 国策で送り込まれた満州開拓団。ソ連参戦と同時に、関東軍からも見捨てられ、悲劇が始まる。一杯の粥で取引きされた子供達、こうして生まれた残留孤児たち。今なお、多くの人々に深い傷を残す敗戦とは何だったのだろう? 敗戦下の満州の実情を描き出す。
以下は、大地の風―女が辿った敗戦 満洲の彷徨に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
本当に迫真の満州敗戦体験記です。満州の体験記はたくさんありますが、どれを読むべきかと問われれば、これは欠かせません。それに、これは母娘のすばらしい共著という特徴もあります。母親は、悩み抜いたあげく、子供を生かすためにも、と中国人に嫁す。生物の進化は、専門家の話によると遺伝子が自らのコピーを増やそうとすることを通して進むのだそうですが、人間も極限におかれたとき、とりわけ母親は本能的にそれと似た行動を取るかのようです。実際は、子どもを養父母のもとに託したり、様々でしょうが、生物学的にも、それらが正解なようです。あの戦争で、この本のような事実が莫大にあったことを思うと、未だに戦争のできる国をつくろうする政治家がいることが信じられません。南京での大虐殺を認めない人々は、これらの事実をもデマとかウソとか言うのでしょうか。その人たちが、私たちのような庶民の生命を、やはり(玉田さんの表現を借りれば)「紙吹雪のように」捨てる、そんな神経の持ち主なのかと思えて恐ろしくなります。
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