カニエ・ウェスト論 《マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー》から読み解く奇才の肖像本無料ダウンロード

カニエ・ウェスト論 《マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー》から読み解く奇才の肖像

09/21/2020 16:33:53, , カーク・ウォーカー・グレイヴス

カニエ・ウェスト論 《マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー》から読み解く奇才の肖像本無料ダウンロード
によって カーク・ウォーカー・グレイヴス
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内容紹介 天才芸術家にして、当代一の憎まれ屋――その素顔とは? 21世紀屈指の名盤《My Beautiful Dark Twisted Fantasy》を大分析。 現代ポピュラーカルチャー界に君臨する神(イーザス)の実像に迫るファン待望の決定版! 《マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー》とは? さかのぼること2009年、MTVヴィデオ・ミュージック・アワード授賞式でのこと。 人気歌手、テイラー・スウィフトの受賞スピーチに乱入し、大ひんしゅくを買ったカニエ・ウェスト。 当時の米大統領バラク・オバマからも「ばか者」と呼ばれるなど全米から非難を浴び、一時はアーティスト生命が絶たれたかに思われた。 しかしカニエは人知れずハワイのスタジオにこもり、5thアルバム《My Beautiful Dark Twisted Fantasy》を制作・完成させる。 翌10年にリリースされた同作は、ラップファンだけでなくロックやポップスなど幅広い層のリスナーから大絶賛で迎えられる。ロック系メディアの大家、ローリング・ストーン誌やピッチフォークでも年間ベストアルバムの座を射止め、カニエは名実ともにみごと復活を果たしたのだった。 ドナルド・トランプへの支持表明、“奴隷制は選択"発言など、 近年のカニエはゴシップ記事をにぎわすお騒がせセレブとしても知られるが、 その類まれなる才能は同輩ミュージシャン、リスナーともに認めるところ。 本書では《My Beautiful Dark Twisted Fantasy》を題材に、そのナルシシスティックな人物像と彼の生み出す作品を読み解く。 日本語版には本書訳者・池城美菜子による解説(1万2千字)を追加収録。 さらに、これまでの全キャリアを総括した巻末付録「カニエ・ウェスト年表」付き。 目次 第1部 ポップ界のキリスト イーザス7つの美徳 第2部 早熟の巨匠あるいはモンスターの肖像 第3部 現代一のナルシシスト 第4部 不穏な5枚の絵 第5部 贖罪のアート 第6部 大学(ユニバーシティ)という宇宙(ユニバース)――《The College Dropout》 第7部《808s & Heartbreak》についての短い考察 My Beautiful Dark Twisted Fantasy Dark Fantasy――高みを目指す男の暗いファンタジー Gorgeous――自信こそセクシーの源 POWER――デジタル時代のオジマンディアス All of the Lights――前科者もマイケルも光からは逃げられない Monster――4つ首のラップ・モンスター So Appalled――トップ40ヒップホップを揶揄したポッセカット Devil in a New Dress――マジックアワーに包まれた、悪魔との戯れ Runaway――許しを請う音のバレエ Hell of a Life――AV女優と結婚してみたら Blame Game――分裂していく罵り合いゲーム Lost in the World――作品全体のDNAを内包する祈り The Yeezus Singularity――「ただ愛されたい」カニエ・ウェスト教のマニフェスト 解説――カニエ・ウォッチャーが見た奇才の素顔 付録――カニエ・ウェスト年表 訳者紹介: 池城美菜子(いけしろ・みなこ) R&B、ヒップホップ、レゲエ専門の音楽ライター、翻訳者。95年からニューヨークを拠点に活動、取材したアーティスト数はのべ300組以上。2016年に帰国、ライナーノーツやライブレポートの執筆、歌詞の対訳を続けている。イベント、パーティーなどで20回近く見たカニエ・ウェストには複雑な思いを持つ。 著書に『Di Reggae Book ディ・レゲエ・ブック』(シンコーミュージック、06年)、『まるごとジャマイカ体感ガイド』(スペースシャワーブックス、14年)、『ニューヨーク・フーディー マンハッタン&ブルックリン レストランガイド』(カンゼン、16年)、訳書に『HOW TO RAP 104人のラッパーが教えるラップの神髄』(Pヴァイン・ブックス、11年)。 内容(「BOOK」データベースより) ドナルド・トランプに対する支持表明、“奴隷制は選択”発言など、近年のカニエ・ウェストはゴシップ記事をにぎわすお騒がせセレブとしても知られるが、その類まれなる才能は同輩ミュージシャン、リスナーともに認めるところ。本書では代表作“My Beautiful Dark Twisted Fantasy”を題材に、そのナルシシスティックな人物像と彼の生み出す作品を読み解く。日本語版には本書訳者・池城美菜子による解説(1万2千字)を追加収録。さらに、これまでの全キャリアを総括した巻末付録「カニエ・ウェスト年表」付き。 著者について カーク・ウォーカー・グレイヴス(Kirk Walker Graves) ライター。テネシー州出身。プリンストン大学卒業。妻と息子とともにナッシュビルに暮らす。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) グレイヴス,カーク・ウォーカー ライター。テネシー州出身。プリンストン大学卒業。妻と息子とともにナッシュビルに暮らす 池城/美菜子 R&B、ヒップホップ、レゲエ専門の音楽ライター、翻訳者。95年からニューヨークを拠点に活動、取材したアーティスト数はのべ300組以上。2016年に帰国、ライナーノーツやライブレポートの執筆、歌詞の対訳を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
以下は、カニエ・ウェスト論 《マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー》から読み解く奇才の肖像に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
まず本のコンセプトを満たしている。そのうえでカニエの描写以上に著者の豊かな表現力が最も気に入った。たとえば、「話は美化され」→「話は殺菌され」など。音楽とは全く関係ないビジネスにおいても想起できるアイデアを多く得た。とても面白い本。

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